『治統(ちとう)メールマガジン』

第74号『パリの黄巾賊』

●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●       ◆◇◆◇治統(ちとう)メールマガジン◇◆◇◆                〜第74号〜              平成30年12月13日 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●               無断転載を禁ず。 ※転載・引用の際は、治統事務所発行「治統(ちとう)メールマガジン」より  引用している旨を明記願います。 ※テレビ・新聞・雑誌等も『含み』ます。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●           ◇◆◇◆パリの黄巾賊◆◇◆◇ 現在フランスにて起きている『黄色いベスト運動』、前号にても記載したが、 フランス革命前夜を彷彿とさせる。 すでにネット上にも多くの書き込みがあるようだが、かつて中国大陸を震撼 させた『黄巾の乱』を思い浮かべてしまう。 時は西暦184年、中国後漢末期、国への不満を爆発させた農民反乱軍は、 頭に黄色い頭巾をかぶり『黄巾賊』と呼ばれた。『黄巾の乱』は、内部通報 者などの裏切りも相まって自滅したが、後漢の衰退、そして三国時代へ推移 する大きなきっかけとなった。 この黄巾の乱に因み、現在フランスにて終息の気配が見えない『黄色いベス ト運動』は、ネット等にて「パリ黄巾の乱」「黄巾賊」等と呼ばれている。 前回メルマガにても指摘したが、一ヶ月前に『暗黒(恐怖)の土曜日』と呼ば れる黄色いベスト運動(暴動と便乗略奪を含む)が収拾つかないレベルにまで 発展した。しかし、再度言おう。日本への大規模反政府運動の飛び火を恐れ た安部政権は、報道規制をし、先週までは特にテレビニュースにて殆どこの 大事件を扱わなかった。 先日、事態を何とか沈静化したいマクロン政権は、緊急かつ異例の大統領宣 言なるものを発したが、フランス世論は否定的に受け止めている。 私から言わせれば、最初からマクロン氏などに期待するのが愚かであるが、 民衆には善悪・人を見極める力もなく、ただ何となくメディアなどの報道に 流され、何かあれば他社に責任を擦り付けるのである。 案の定、若い指導者誕生に湧き勝手に過度の期待をして裏切られたフランス 国民(特に地方民)の怒りは爆発し、マクロン政権だけによらない失政以外の フランス社会に根付く問題、個人的な人生への鬱憤や富裕者に対する不満も、 全てマクロンへ向けられた。しかし、民衆はその鬱憤を表すのに行政庁では なく、関係のない市街地や民間店舗に対して運動を起こしている。 かつて、フランス革命時にルイ16世とマリーアントワネット妃へ向けられた 理不尽な怒りと相被る部分がある。歴史的な大きな時代の転換期である事は、 誰もが認める事象が日々勃発していることからも明らかだ。 だが、何千回でも言おう。今この瞬間はただの時代の転換気ではない。 文明の終焉だ。 この500〜600年間、世界を牽引して来た欧州の首長である英仏独……。 これら全てが、危機に直面している。 フランス――前述通り。 イギリス――脱欧を巡って議会が大紛糾し、メイ首相の政権危機である所か、 英国の根幹を担った隠れ金融組織らも影響力をほぼ失いつつある(ロイド等)。 ドイツ――メルケル首相の移民受け入れ政策により、強固であったメルケル 政権は崩壊しつつあり(現任期は全うするなどと悠長なことを言っているが)、 ナチスドイツ思想が急激に復活。国民の9割が、反ユダヤ意識を持っている との最新世論調査結果もある。 現代資本主義のきっかけは、英国だ。その英国のこれ以上ない衰退により、 欧州を中心とした現代の世界経済も終焉する。 今週の世界的ニュースとなっている、中国大手電子機器メーカーの華為技術 (ファーウェイ)副会長がアメリカの要請を受けたカナダにて拘束された。 昨日保釈が認められたが、まだまだ覇王を自負するアメリカと他国の技術を 最大限利用し、外国資本によってかなり不自然な急成長を遂げ、自称大国へ 一夜にしてのしあがったハリボテ中国。この表向き二超大国による貿易摩擦 は、とっくに貿易摩擦の域を卒業し、地政学的覇権ごっこの体をなし、戦争 という領域に突入しつつある。 いきなり宣戦布告するのは、現代の遣り方ではないようだ。 特に、第二次世界対戦参入までのアメリカの日より見主義、棚から牡丹餅待 ち言動を回顧すれば想像しやすい。「自分達は、戦いたくない。外交、その 他全ての手段は尽くしたが、相手は悪であり、正義の為、どうしようもなく 戦争をするのだ。アメリカを守る為に!」 まあ、そのような大義名分作りをしたいのだろう。 小競り合いは、何年も前から両者間にて起こっているが、ロシアを既に巻 き込み、紛争、戦争へと発展しつつある。 世界的な株価は、連日不安定。乱高下を繰り返しながら、確実に下降してい る。 そのうち、一日に4〜5千円超暴落。というニュースも耳にすることだろう。 自然災害も、超大災害のレベルのものが、世界中にを戦慄させている。 この10日間だけでも、マグニチュード7以上の地震が、日本へ大きな影響を 及ぼす前兆と言われる南太平洋地域だけで、何回起こったであろう。 「大きな災害はやって来るだろうけど、いつか分からないし、それまで何も  出来ないし……」 ――という受け身の思考によって、多くの民が現実逃避をして、自然災害、 経済崩壊、戦争というそこまで迫っている危機から目を背けて暮らしている。 だが先日ソフトバンクの通信が絶たれ、多くの人が日常生活・仕事に多きな 支障を来した。 これは、ただの挨拶だ。 大海嘯の一環だ。 先月のメルマガにて、イスラエルへの警告を発した。そのたった数日後、同 国のネタ二ヤフ首相は、三度目の収賄容疑にて、かつてない窮地に陥ってい る。今のイスラエルを支えているのは、実質、同氏であるのに、イスラエル は、自分で自分の首を絞めている。 同じく先月のメルマガでは、日本を食い物にした日産元会長ゴーン容疑者逮 捕への批判的報道をするフランスへの制裁として、マクロン大統領とフラン スへの天誅がある。と書いた。 その通りになっているではないか! 『黄色いベスト運動』という言葉は、誰も使っていなかった。私が書いた名 称だ。 噴火、地震、水の大災害、戦争が起こる。そして、電磁パルス攻撃(自然な ものと人工のもの両方による)による通信の遮断により、インターネットが なくては決済も交通機関もほぼすべて止まり、生命維持に直接必要な水道へ も支障を来す。そう、生活が破壊されるのだ。 皆、途方にくれるであろう。 少しでも賢い者は、今からでも生き残るすべを考えておくとよいだろう。 ◇ 大海嘯基金  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 誰も買うことが出来ない「時代の流れ」は、我々の最も近しい友人である。 「人智を越えた大きな力」に打ち勝てる人間はいない。我々の意図をある程 度は理解し、賛同し、崇高な気持ちを持って新文明にて貢献を願うものは、 下記リンクを参照されたい。 尚、近々、基金受付を締め切る予定だ。 http://lsj-chitoh.com/k10.html ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ◆ メールマガジン登録情報の変更・配信停止はこちらから メルマ! :http://www.melma.com/backnumber_175296 まぐまぐ :http://www.mag2.com/m/0000267117.html ◇当コラムへのご意見・ご感想・お問い合わせはこちらへお寄せ下さい。 info@lsj-chitoh.com ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●             発行:治統事務所           Copyright(C)治統事務所  ※無断転載を禁ず。転載・引用の際は、治統事務所発行「治統(ちとう)   メールマガジン」より引用している旨を明記願います。  ※テレビ・新聞・雑誌等も『含み』ます。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

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